1回3分~5分のリンパマッサージを自宅で毎日続ければ、あまりコストをかけずに小顔効果を得られます。
加えて、リンパマッサージには肩こり、目の疲れの解消などの効果もあるとされています。ここでは、朝の洗顔後や入浴後に実践できる2種類のリンパマッサージを紹介しましょう。
リンパの出口である鎖骨周りを温めてから行うことをおすすめします。
ウォーミングアップが重要!

まず滑りが良くなるように手にマッサージクリームまたはオイルを塗ります。両手を首の後ろで組み、指先に力を入れた状態で首筋に沿って5、6回撫でおろします。
次に、耳の下を中指で軽く押しましょう。そのまま首の両側から鎖骨のほうへ軽くさすっていきます。このとき鎖骨に親指以外の4本の指を入れて肩先に向かうようにマッサージしてください。
最後にわきの下を軽く押さえて、老廃物を排出しやすい状態にすることが大切です。
小顔マッサージなのに上半身から始めることに違和感を抱くかもしれませんが、リンパは体全体を流れるものなので、ここで紹介したウォーミングアップを欠かさずに行いましょう。
目指せ!小顔

人差し指、中指、薬指の3本で額の中央を強めに押した後、そのままこめかみまで流していきます。
徐々に力を抜いていき、こめかみ部分はやや弱めに押すのがポイントです。次に中指の腹で目の周りを時計回りに撫でた後、中指と薬指で眉間の上を軽く押してそのままこめかみ、耳の前まで流していきましょう。
フェイスラインに沿って耳下腺まで指を滑らせる一連の流れを3、4回繰り返します。目の周りのマッサージにはたるみの解消も期待できます。
最後に人差し指、中指、薬指の3本を顎の下に入れ、耳の下まで引き上げます。薬指に特に力を入れて肘を上げて行うのがポイントです。慣れるまでは左右交互に行い、慣れてきたら両方同時に行いましょう。
いずれも時間としては3分~5分ほどで構いませんが、痛みを感じる個所があれば回数を増やしてしっかりとほぐすことが大切です。
さらに、指押しマッサージとあわせて「うんうん」と頷いてみたり「いやいや」と首を横に振ってみたりすることで、さらに負荷をかけることができ、より高い効果を得られるのでおすすめです。
まとめ
気持ちいいくらいがちょうどいい!
痛むくらいに力を込めてリンパマッサージをすればより高い効果を得られると勘違いしている人がいます。
しかし、リンパは皮膚のすぐ下を流れており、優しく流そうとするだけで十分効果があります。力を込めると筋肉が凝り固まり血行が悪くなってしまうので、ほどよい力加減を意識しましょう。
また、毎日続けることが重要ですが、体調が優れないときには無理せずに休むことも大切です。