実際には細身なのに、顔が大きく見えてしまうことによって、体全体が太って見えてしまう悩みを抱えている人は少なくありません。
そこで気になるのが小顔矯正です。では顔を小さく見せる矯正にはどのような方法があるのでしょうか。
なるべく痛みを伴わない矯正方法や、意外なところから小顔を目指してみる方法などについて解説していきます。
筋膜に働きかけて小顔を手に入れる
小顔矯正というと、頭蓋骨の位置を無理やり戻して矯正する方法を思い浮かべるかもしれません。
しかし歪んだ骨を強制的に戻すということは、痛みを伴うこともあります。また、施術後すぐは正しい位置に骨が戻っても、時間が経つと元に戻ってしまう人も多いです。
体の歪みというのは、ただ骨が歪んでいるわけではありません。骨の周りにある筋肉が歪むことによっても引き起こされます。顔が大きいのが悩みだという人は、顔だけの問題ではなく、体に歪みが生じていることも少なくないのです。
そこで筋肉を覆っている筋膜をほぐしてあげることで、体全体の歪みを改善し、小顔に近づけていく矯正があるのです。
この筋膜に働きかける小顔矯正は、痛みが少ないという特徴があります。筋膜がねじれていたりこり固まってしまっていると、血流が悪くなり老廃物がたまりやすくなります。
こうしたトラブルを抱えた筋膜をやさしくほぐしてあげることで、血流を促し、リンパの流れを良くするのです。筋膜がやわらかく正常になると、筋肉も正しい位置に戻り、骨を正しく支えることができるようになります。
その結果、むくみや歪みによって大きく見えていた顔が小顔になるというわけです。
歯列矯正が小顔につながる可能性
矯正というと、歯並びを美しくする歯列矯正はよく知られています。実は歯列矯正をすることによって、小顔になる人もいるのです。
歯列矯正は歯並びを正しくしたり、美しくしたりすることが目的のため、小顔になるために行うものではありません。
しかし歯列矯正が必要な人というのは、かみ合わせが悪い状態になっていることが多いです。見た目の歯並びが悪いことはもちろんのこと、歯の高さが高すぎたり低すぎたり、治療後の被せものの高さがあわないことによってもかみ合わせは悪くなります。
こうしたかみ合わせの悪い状態で過ごしていると、あごに負担がかかり、だんだんと顔が歪んでいくことが考えられるのです。
顔の歪みはとうぜんむくみやコリを引き起こします。左右のバランスが悪くなる人もいて、顔が大きく見える原因にもつながっているのです。
小顔になりたいから歯列矯正をするわけではありませんが、歯並びやかみ合わせが気になる人は、一度矯正歯科で診てもらうのがおすすめです。
かみ合わせが治ると同時に、小顔を手に入れることが出来るかもしれませんよ。
まとめ
痛くない矯正で小顔を手に入れる
痛みの少ない小顔矯正を希望するなら、筋膜に働きかける施術があります。骨の歪みは、筋肉の位置が悪いから起こることもあります。
そこで筋肉を覆っている筋膜をやさしくほぐすことで、筋肉を正しい位置に戻し、骨の歪みを整えていくのです。
また、歯列矯正を行うことで小顔になる人もいます。歯並びをよくすることで、顔の歪みを治し、バランスの良い顔を手に入れることができるからです。